江戸川の家


竣工 平成15年9月
設計:野口修一建築設計室
施工:藤中工務店
規模・構造 木造在来工法・地下1階、地上2階建

写真:菅 正輝

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正面外観
濃紺の外壁に木製玄関ドアと
アプローチ廻りの木が映えます
外観の夜景
窓から漏れるやさしい明かりと
ポーチを照らす強い光に
安心感を覚えます
半地下(法的には地下)構造のため
地階、玄関、1階はスキップフロア
になっています
階段ホールから見る家族室
大きなガラス窓が開放感と
一体感を演出します
ゆるやかな勾配天井の先には
風と光を採り入れる開口部を配置
数値的には低い天井を伸びやかに
感じさせ、広がりのある空間に
してくれています
反対側から見た家族室
四面全てに開口部があり開放的に
なっています
中央の座卓は脚を立てることで
テーブルにすることができます
家族室からつながるベランダの夕景
内と外をゆるやかにつなげる役割を
果たしています
また、あえて高い壁で囲い込み周囲の
視線を遮ることで安心感が生まれます
地階アトリエ
住居スペースが電球の灯りであるのに
対して、蛍光灯を用いることでメリハリ
がつき、活動的な空間にしています
造り付けの収納やデスクなどを家具工事
でなく、大工工事としてコストを
抑えました